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★日仏フィグー社・美術部門 最新情報のコーナーで過去(2008年〜2009年)に掲載された主な記事です。
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※尚、日仏フィグー社・美術部門では只今パリの国際公募展『ル・サロン』、『サロン・ドトンヌ』などの応募受付を行っています。詳しくはこちらをご覧下さい。
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ストラスブールに於けるヨーロッパ現代アートフェアー「ST-ART」開催。

EU評議会設置都市としてヨーロッパに於ける重要な地となっているストラスブールに於いて、世界的に有名なクリスマスマーケットの開幕にあわせて開催される現代アートフェアー「ST−ART」が2009年は11月26日〜30日の5日間(25日のヴェルニサージュを含め合計6日間)開催。例年よりも1日長い会期となりました。ギャラリーブースを開幕前日と当日の2度にわたってパリなどの著名ギャラリー関係者によって組織された審査委員会が巡回して更に展示内容を確認する徹底ぶりは、フェアー全体の水準と他のフェアーに無い「ST−ART」独自の雰囲気を演出するための努力のあらわれといえました。アルザスの主要新聞紙DNAの事前記事に反してインフルエンザや不況の影響はほとんど感じられず、例年通りの賑わいを見せ、初日のヴェルニサージュでは当然のように長蛇の人の列が会場前を覆い尽くしました。大小様々な作品が頻繁に会場の外に運び出される様子に、このフェアーのパワーを感じずにはいられませんでした。日仏フィグー社の美術商部門NFFJAPONも出展を果たし「日本のアーティストの個性のバリエーション」をコンセプトに奮闘いたしました。パリやストラスブールのギャラリーからも若干名の日本人アーティスト作品が出品されており、日本人アーティスト作品に対する期待が感じられました。※現地取材:日仏フィグー社
(掲載日:2009.11.27)

      

2009年度「SALON D’AUTOMNE」開催。

フランスを代表する国際公募展サロン・ドトンヌ展がパリ17区のESPACE CHAMPERRETにて2009年11月12日〜11月16日の5日間の日程で開催。初日の12日は完全に一般客をシャットアウトしてのヴェルニサージュとなり各国の美術関係者のみならずフランスの芸能関係者も姿を見せました。優れた現代アートフェアーに匹敵する個人参加型の公募展を目指す同サロンの姿勢は、先日終了したグランパレ美術館の合同サロンとは全く異なる新しい方向性を感じさせました。新たな方向へ向かおうとする同サロンの今後に期待です。会期中は毎日午後2時からアート関係者を招いての公開ディベートも行われ熱のこもったアート論が繰り広げられました。(掲載日:2009.11.13)
※現地取材:日仏フィグー社

                        

待井恭子・パリ展開催のお知らせ。

光風会、日展など日本を代表する展覧会での出展を重ねると同時にパリの歴史的サロン展の中では最も高い水準を誇るといわれるサロン・ドトンヌ展にも選出されている待井恭子氏が、「卓上の静物」シリーズをメインとしたパリに於いては初めとなる本格的な個展をパリ5区のギャラリー・ルスクリーブラルマッタンで2009年11月11日より17日まで開催します。今回は小型作品〜中型作品(40号)までの約40作品が展覧される予定です。近年は各公募展のみならず、フランスやスイス、シンガポール、韓国など各国の大型アートフェアーでも作品が展覧されている待井作品を是非ご覧になってひとときゆったりした時間をお過ごし下さい。14日(土)にはギャラリー主催のソワレも予定されています。(掲載日:2009年11月1日)

                  

グランパレ美術館の合同サロン、第4回「ART・EN・CAPITAL」開催。

2009年11月3日から11月8日の6日間
(最終日として予定されていた11月9日はコンコルド広場に於けるベルリンの壁崩壊20年に関するイベントの関係で取り止めとなり、11月8日までの会期となることが11月4日にサロン主催者側より発表されました)の会期でパリ・グランパレ美術館の合同サロン展「ART・EN・CAPITAL」が開催。昨年に引き続いて、Nationale des beaux-arts(SNBAサロン)、Independants(アンデパンダン展)、Comparaisons(コンパレゾン展)、Artistes Francais(ルサロン)、Dessin et a l'eau(水彩画展)の5つのサロンによる合同展が今年も開始。初日のヴェルニサージュには多くの招待券が配布され広報された効果が十分に出て、10,000人を超す入場者を記録しました。今年のヴェルニサージュは無駄なパフォーマンスも無くシンプルで自由なスタイルが取り戻され、本来のフランス式の心地よい空間が演出されていました。目の不自由な方に手で触れて感じ取るアートをと企画された展示企画コーナー(ルサロン)や、パリのギャラリー・エスパスラルマッタンが協力したイタリアのアーティスト集団アートコードによるグループ展示(アンデパンダン展)など各サロン毎に様々な企画があり、バラエティーに富んだサロンとなっていました。(掲載日:2009年11月3日)
※現地取材:日仏フィグー社

               

パリの現代アートフェアー「FIAC!」開催。

パリの現代アートフェアーFIACは2009年10月22日〜25日の4日間(ヴェルニサージュを含め5日間)、グランパレ美術館・ルーブル美術館中庭・チュイルリー公園の3会場をメインとして開催。今年は21カ国196ブースが出展。現代アートの巨匠から新進気鋭のアーティストまでバラエティーに富んだ展示となりました。36回目を迎えるパリの恒例行事ともなってきた感のある同フェアーの会場のひとつなっているグランパレ美術館の別展示室では大規模なルノワールの回顧展も開催され、同時にパリ市内各地でアート関連イベントも開催されるなど、いよいよパリも芸術の秋本番という雰囲気でした。
(掲載日:2009.10.24)

                   

南フランス秋の現代アートフェアー「ARTNIM」がPARC・EXPO・NIMESにて開催。

今回の2009年度フェアーで10年目の節目を迎えた南フランス現代アートフェアーARTNIM(旧称ARTENIM)がフランス各地の秋の現代アートフェアーの先陣を切って2009年9月24日(初日は招待者のみ)〜9月28日、(NIMES国際見本市会場PARC・EXPO・NIMES)にて開催されました。今回はNIMES市内各所にて初めてとなるARTNIMのOFF展も開催され、同フェアーの定着ぶり実感させました。今回は、アートディレクターを始めとする主要メンバーが入れ替わり、尚且つギャラリー出展ブースを半数に削減しつつ南仏に特化した企画展のスペースを大幅に増やすなどのリニューアルが行なわれました。国際色よりもフランス色を出すことでやや焦点の定まらない感のある近年のFIACなどの大型フェアーとの差別化を図ろうとの狙いが感じられました。その成果もあってか、不況で苦しむ各大型フェアーとは少し様子が異なり、例年以上の売り上げを上げるギャラリーも多数現れました。多くのギャラリーブースを期待する来場者とフェアー主催者側のフェアーコンセプトの差のみが来年への課題として残りました。会期中は、SUKIMAO氏らによるコンフェランスが頻繁に行なわれ、各ギャラリーブース毎のパフォーマンスが目立った前回とは確かに雰囲気が異なるフェアーとなっていました。日仏フィグー社の美術商部門NFFJAPONも出展を果たし「日本のアーティストの個性」をコンセプトに、各アーティストの魅力的な作品によって多くの来場者が足を止め見入ると同時に売上実績の向上も果たしました。※現地取材:日仏フィグー社 
(掲載日:2009.09.30)

            

★2009年度秋のフランス各地の主要現代アートフェアーの日程です。

今年も秋のアートフェアーシーズンに突入です。2009年秋のフランスに於ける主要な現代アートフェアーの日程は以下の通りです。
全てのフェアーは入場有料となっていますので、ご注意下さい。
●ARTNIM2009:2009年9月24日(初日は招待者のみ)〜9月28日(NIMES国際見本市会場PARC・EXPO・NIMES) http://www.expo-nimes.com/ - 南フランスで唯一成功を遂げているといえる現代アートフェアー。10年目の節目を迎える同フェアーは名称もあらたに、アートディレクターの入れ替えや南仏に特化した併設企画展の強化など多くのリニューアルが注目です。
●FIAC・PARIS2009:2009年10月21日(初日は招待者のみ)〜10月25日(パリ・グランパレ美術館及びルーブル美術館庭園、チュイルリー他) http://www.fiacparis.com/ - 世界を代表する現代アートフェアーのひとつに数えられるパリのアートフェアー。FIACのOFF展として定着しつつあるSHOW−OFFなどの関連フェアーも他会場にて同時開催されます。
また、FIACとは無関係ながらも同時期にFIAC効果を狙っての各種アートイベントもパリ市内で多数開催されます。春秋に開催のカルーゼルルーブルのアートマルシェ「ART−SHOPPING」は同月24日と25日の開催、プチパレ横のシャンゼリゼ路上テント会場では3年目となるアートフェアー「ART-ELYSEES」も開催されます。
●ST-ART2009:2009年11月25日(初日は招待者のみ)〜11月30日(STRASBOURG国際見本市会場PARC・EXPO) http://www.st-art.fr/ - EUの主要都市ストラスブールで開催される水準の高い現代アートフェアー。世界的に有名なストラスブールのクリスマスマーケットの先陣を切って開催されることもあり、毎年不況知らずのフェアーで、特に今年は1日長い会期となっています。
※下の写真は全て過去の様子。左から順にFIAC、ART−SHOPPING、ARTーELYSEES、ST-ARTです。ART−SHOPPINGを除いて、個人単位での出展は不可(ギャラリー単位)のフェアーとなっています。日仏フィグー社にて各フェアー出展手続きの有料サポートが可能です。(現地取材:全て日仏フィグー社)
(掲載日:2009.09.10)


FIAC    ART-SHOPPING   ART-ELYSEES    ST-ART Strasbourg

★パリ日本文化会館に於ける瀧梅岡真理子絵画展。

スペインと日本を中心に活動を続ける日本人洋画家・瀧梅岡真理子氏の大型作品6点が初披露されるパリ日本文化会館(独立行政法人国際交流基金)での個展が2009年6月3日からの11日間開催。日仏フィグー社も微力ながら応援させていただいております。素晴らしい瀧ワールドをお見逃し無く!
●会場所在地・・101bis quai Branly 75015 Paris FRANCE
 (地下鉄6号線 Bir-Hakeim駅 より徒歩2分、R.E.R高速郊外地下鉄C線Champ de Mars駅より徒歩3分)
●主催・・・瀧梅岡真理子展実行委員会(東京都) ●協力・・・パリ日本文化会館、日仏フィグー社(大阪/兵庫)を始めとする各団体・企業・個人
(掲載日:2009.05.06)

      

パリに於ける春のアートフェア「ARTPARIS」。
パリの現代アートフェアーといえば秋の「FIAC」がその代名詞となっていますが、11年前からスタートした「ARTPARIS」も以前のカルーゼル・ルーブル開催時のパリローカル色は薄れ、今では30%がフランス国外からの出展ギャラリーという国際色豊かなアートフェアーへと変化してきています。2009年度展は、2009年3月19日〜23日の5日間、パリ・グランパレ美術館にて開催されました。モダン・アンド・コンテンポラリーと銘打つだけに、FIACよりも落着いた雰囲気で会場内には絵画を中心とする平面作品が多く見られました。会場前では、Jaune PLENSAの作品が来場者を向かえ、アートフェアームードを演出していましたが、同じグランパレ美術館で開催されていたウォホール展の人気にやや影が薄い雰囲気は否めませんでした。今後、「ARTPARIS」が、パリのアートフェアーとしてどのような存在感を見せていくのかが注目されます。※現地取材:日仏フィグー社
(掲載日:2009.03.23)

           

パリ・ギャラリー企画展・第7回EXPOSITION・ARTISTES・DU・MONDE・2009
パリ5区エコール通り21のGalerie de l‘Espace le Scribe l’Harmattanが毎年春と秋に企画する各国選抜アーティスト展「Artistes du Monde」の最新模様が日仏フィグー社に届きました。第7回目の会期は2009年3月4日〜17日の2週間。約20名の個性豊かな各国(フランス、アメリカ、エジプトなど)アーティストの作品が展示されていますが、今回は在仏アーティストを含む6名の日本人が参加しました。日展などでも活躍する待井氏や馬を描き続ける三浦氏の絵画作品、大阪の写真家フジタ氏などの作品が目の肥えたパリ市民にも好評を得ていました。この展覧会への日本からのエントリー受付は日仏フィグー社にて行なっておりますので、お気軽にお問合せ下さい。尚、出展には事前審査が必要となりますので予めご了承下さい。※現地取材:日仏フィグー社
(掲載日:2009.03.05)

          

第4回「ART・EN・CAPITAL」の開催日発表。

今年も
パリ・グランパレ美術館の合同サロン展「ART・EN・CAPITAL」が開催されることが決定し、その日程が発表されました。昨年に引き続いて、Artistes Francais(ルサロン)、Nationale des beaux-arts(国立美術サロン)、Independants(アンデパンダン展)、Comparaisons(コンパレゾン展)、Dessin et a l'eau(水彩画展)の5つのサロンによる合同サロンとなる見込みです。会期は2009年11月4日〜11月8日の5日間。毎日11:00〜19:00(初日は夜間延長予定)。初日の夜には一般有料入場も可能なヴェルニサージュが行なわれる予定です。尚、来年以降の同サロンへの日本全国からの出展エントリー手続きは日仏フィグー社にて代行可能ですのでお気軽にお問合せ下さい。(掲載日2009.02.28) 

フランス秋の現代アートフェアー最終章はストラスブールの「ST-ART」!

9月のARTENIMに始まり、10月〜11月にかけてのパリの各フェアー(FIACなど)でピークを迎えたフランスのアートフェアーシーズンも、ストラスブールのST-ART(2008年11月20日〜11月24日:Parc des Exposition a Strasbourg)で今年も締めくくられました。ヨーロッパ最大規模で有名なストラスブールのクリスマスマーケットの開幕にあわせて開催されるストラスブール・ヨーロッパ現代アートフェアー「ST-ART」は、クリスマスムードも手伝い、他の現代アートフェアーと異なり不況知らずといった感じで、連日多くの来場者で会場内は溢れかえりました。先にレポートしました、同時期に行なわれていたパリ5サロン合同のグランパレ美術館「ART・EN・CAPITAL」よりもはるかに会場内の人口密度は高く、人々のニーズが古くからの公募展ではなく、プロのための高い水準が保証された現代アートフェアーに向いていることが、いまさらながら、あらためて確認できました。知名度の高いブランド作家作品を展示するギャラリーブースも少なくありませんでしたが、それ以上に新しい世代のアーティスト作品の魅力に関心が集まりました。パリからも新しい市場開拓を目指し多くのギャラリーが参戦し、例年と変わることなく多くの作品が取引される様子は、まさに現代アートフェアー界のクリスマスマーケットという雰囲気でした。※現地取材:日仏フィグー社
(掲載日:2008.11.25)

           

第3回「ART・EN・CAPITAL」開催。

2008年11月21日からの10日間
パリ・グランパレ美術館の合同サロン展「ART・EN・CAPITAL」が開催。昨年に引き続いて、Nationale des beaux-arts(国立美術サロン)、Independants(アンデパンダン展)、Comparaisons(コンパレゾン展)、Artistes Francais(ルサロン)、Dessin et a l'eau(水彩画展)の5つのサロンによる合同展です。今年は、広報にも力を入れ、サロン復権を目指す同展の意気込みが感じられました。初日は、多くの来場者で混み合い、熱気に満ちた会場内となりました。特に、Comparaisons(コンパレゾン展)やIndependants(アンデパンダン展)には、個性に満ちた新しいタイプの作品も多く見られ従来のサロンの見方を変えさせてくれるものも幾つかありました。あくまでカルーゼルがメインとなっているNationale des beaux-arts(国立美術サロン)や多くの会員が不参加となったArtistes Francais(ルサロン)は、迫力に欠けましたが「ART・EN・CAPITAL」全体としてはバラエティーにとんだ興味深い内容といえるものとなっていました。(掲載日:2008年11月22日)
※現地取材:日仏フィグー社

      

パリの現代アートフェアー「FIAC」!

10月22日のヴェルニサージュを経て23日に一般入場がスタートした今年のFIAC。FIAC開催中のパリは現代アート一色となります。グランパレ美術館とルーブル美術館の中庭に加えて、今年はチュイルリー公園にも様々な展示作品が出現しました。賛否両論ある模様ですが、このスペースがあることとルーブルの特設テントがあわさって、良くも悪くもやや”野外イベント”化した雰囲気に感じられました。チュイルリーには、KAWAMATA Tadashi氏やMana HATOUM氏らの作品が見られ、足の疲れを忘れさせてくれました。見学者側の立場で言うと、どうしても以前のParc des expositionsの方が見る者に優しい環境であったと感じてしまいましたが、FIACに集うバラエティー豊かなアート作品がその不満を解消してくれることでしょう。26日までの開催です。(掲載日:2008.10.24)

      

パリもいよいよアートフェアーシーズンに突入。

9月30日に当コーナーで掲載しました南フランスに続いてパリでもいよいよ本格的なアートフェアーシーズンに突入しました。10月23日はFIACとその”OFFフェアー”に位置付けられたSHOW-OFFがヴェルニサージュを開催。昨年から始まったシャンゼリセの野外テントでのフェアーARTELYSEESもその幕を開けました。SHOW-OFFは、バラエティーに富んだ展示で活きの良いアーティストの作品が数点見受けられました。入場料もFIACよりも随分とリーズナブルで、現代アートを身近に感じられるフェアーとなっています。下の左から3枚の写真は今回のSHOW-OFFの様子です。一番右の写真は、ARTELYSEESのエントランス風景。昨年の様子や今年のオーガナイズの遅さから、1回限りのイベントかとも思われましたが、今年も立派にプチパレ美術館横の歩道に長い展示用テントが並び,約60のギャラリーが出展しました。プレスではアンディーウォホールを強調するなど、やや近代の巨匠頼みといった感は否めないようですが、他のフェアーとは異なる路線でアートファンを楽しませてくれることができるのかが注目されます。パリのアートフェアーの大御所であるFIACの様子は次回アップいたします。(掲載日:2008.10.24)
※現地取材:日仏フィグー社

       

パリに芸術の季節を運んでくる秋のサロン展(Salon d'automne 2008)開催。

今年も、パリにSalon d'automneが帰ってきました。10月16日の開幕初日は夕方以降超満員の盛況となり、2002年の100周年記念展を再現したような熱気を感じさせました。今回はフランスとの交流200年を超えるエジプトの現代アーティストに焦点を当てた企画展が併催されると同時に、1903年当時、サロンドトンヌの立ち上げにも関係した物故作家達の作品展示コーナーなどもあり、バラエティーに富んだ内容となっていました。会場は昨年に引き続いてパリ16区のEspace Auteuil特設会場。今年のテーマは「秋のサロン」。秋のサロンの元祖として本来のサロンドトンヌの姿を見せることができるかが注目されます。2008年度展の会期は10月26日まで。入場は一般10ユーロ。
日仏フィグー社では、フランスを代表する国際公募展として有名なサロン・ドトンヌ展の日本からの応募受付を行っております。次回以降のエントリーを目指そうという方は、お気軽に日仏フィグー社・美術部門までお問合せくださいませ。(掲載日:2008.10.17)
※現地取材:日仏フィグー社

      

EXPOSITION - COULEURS DE FRANCE ET DU JAPON A PARIS 開催。

在仏日本大使館が推奨する日仏交流150周年事業としてパリのL'HARMATAN社が主催するフランスと日本のアーティスト26名による合同作品展が開催。会期中は、3度のソワレ、コンサートや映画品評会なども開催されると同時に、10月第一土曜日のニュイブランシュにはミニオーケストラによるコンサートが開催されました。日仏フィグー社も日本側の共催者としてより良い展覧会を目指し、奮闘いたしました。
第2週目の10月8日からは、千葉県市川市の洋画家・下村和子氏の林檎シリーズを一堂に展示した企画展が開催。日仏アーティストによる作品展示も地下展示場に場所を移して引き続き延長開催。会場の展示やソワレの様子は、ギャラリーディレクターのサイトでも鑑賞できる。http://scribecosmopolite06.20six.fr/
●会期:2008年10月1日〜10月14日(2週間)
●会場:Galerie Espace le scribe l'harmattan 21 rue des ecoles 75005 Paris
※10月8日からの後半は、地上階にて下村和子展となります。(掲載日:2008.10.05)

          

★アートフェアーシーズン第一弾は「ARTENIM2008」南フランス国際アートフェアー。

秋の本格的な現代アートフェアーシーズンの先陣を切って南仏プロヴァンス地域に隣接するニームにて2008年9月25日からの5日間(初日のヴェルニサージュを含む)、南仏国際アートフェアーARTENIMが開催されました。今回のフェアーは、南仏のフェアーらしく地中海対岸の北アフリカ諸国に着目した特別展示が行なわれたほか、フランスの各地版画ビエンナーレの選出作品などの特別展示もあり、バラエティーに富んだ内容となりました。10月にはパリのFIAC、11月にはストラスブールのST-ARTと、フランスの現代アートフェアーシーズンも本番を迎えます。(掲載日2008.9.30) 
※現地取材:日仏フィグー社


                 


★2008年度、フランスの秋の主要国際アートフェアーの各日程です。

今年も秋の本格的なアートフェアーのシーズンに突入です。2008年秋のフランスに於ける主要な現代アートフェアーの日程は以下の通りです。
サロンの世界とはまた異なる、ギャラリスト達プロフェショナルによるイベントと言えるでしょう。全てのフェアーは入場有料となっていますので、ご注意下さい。
●ARTENIM2008:2008年9月25日(初日は招待者のみ)〜9月29日(NIMES国際見本市会場PARC・EXPO・NIMES) http://www.expo-nimes.com/
●FIAC・PARIS2008:2008年10月22日(初日は招待者のみ)〜10月26日(パリ・グランパレ美術館及びルーブル美術館庭園) http://www.fiacparis.com/
●ST-ART2008:2008年11月20日(初日は招待者のみ)〜11月24日(STRASBOURG国際見本市会場PARC・EXPO) http://www.st-art.fr/
芸術の秋を、本場フランスで是非堪能してみてください。(掲載日:2008.09.04)

★2008年度サロン・ドトンヌ展(パリ)の会期のお知らせ。

パリのサロン・ドトンヌ展主催元であるサロン・ドトンヌ協会より、2008年度の会期が発表されました。
会期は2008年10月16日〜10月26日。会場は前回の2007年度と同会場のエスパス・オートイユ(当サイトのサロン・ドトンヌのコーナーで写真を掲載させて頂いている会場)に決定しました。(会期や会場は予告無しに主催者側の都合で変更される場合がございます。)今年のテーマは、サロン・ドトンヌの名称そのものである「秋のサロン」。秋に開催される国際サロン展の元祖として、今年も大きな期待が寄せられています、次回以降の日本からのエントリーを目指そうという方は、お気軽に日仏フィグー社・美術部門までお問合せください。(掲載日:2008.08.29)


第3回「ART・EN・CAPITAL」の開催が決定。

2008年11月21日からの10日間
パリ・グランパレ美術館の合同サロン展「ART・EN・CAPITAL」が開催されることが決定しました。昨年に引き続いて、Artistes Francais(ルサロン)、Nationale des beaux-arts(国立美術サロン)、Independants(アンデパンダン展)、Comparaisons(コンパレゾン展)、Dessin et a l'eau(水彩画展)の5つのサロンがグランパレに集結しての合同サロンとなる見込みです。主催者側の公式発表とは異なり、昨年の同サロン展の実際の入場者数は初年度の2006年度展よりも減少傾向に感じられたと同時に、「現代アートのフェアーとは切り離して考えるべきイベントだ」と書いた地元マスメディアもあっただけに、3年目となる今年の同展の真価が問われる年となりそうです。このサロン展が成功し、グランパレ美術館の定番イベントに成長して行けば、今後フランスの各サロン展にとっても大きな刺激となるに違いありません。(掲載日2008.04.20、データ更新日2008.07.15) 

グルノーブルのローヌアルプ現代アートフェアー「ARTenimGRENOBLE 2008」開催。

2008年2月1日からの4日間(ヴェルニサージュは前日の1月31日)、今年3年目を迎えるフランス・アルプス圏唯一の大型現代アートフェアーが開催されました。このアートフェアーARTenimGRENOBLEは南フランス国際現代アートフェアーARTENIMを主催するニーム国際見本市会場PARC-EXPO-NIMESとグルノーブルの国際見本市会場ALPEXPOとのコラボレーションによって生まれたフェアーで、過去の2回に引き続いてグルノーブルALPEXPOにて開催されました。グルノーブルで根強い人気を誇るALPEXPO主催のアンティークフェアーも同時開催されるため、まだ歴史の浅いフェアーながら多くの来場者が見込めるフェアーとなっています。来場者の層は年々良くなってきているようで各出展ギャラリーの作品販売数も昨年以上の実績を残していました。最近の各地のアートフェアーによく見受けられる行き過ぎた風刺作品やエグい作風のものは非常に少なく、しっかりと各作家の実力を魅せるといった雰囲気のフェアーとなっていました。何をもってアートと言うのかは非常に難しい永遠のテーマですが、ウンチクのみの評論家や現代アート界、ギャラリストらに惑わされること無く、自分の世界を思う存分楽しく表現し観る者と感動を共有できればそれが真に優れたアートといえるのではないかというごく当たり前のことを、今回のフェアーは語っているようでした。日仏フィグー社のギャラリー部門(NFFJAPON)も参加し、日本人アーティスト作品を頒布しました。(掲載日2008.02.15)
※現地取材:日仏フィグー社

      

2008年は日仏交流150周年を記念した公式イベントが日仏両国の各地で開催。

2008年は日仏両国の交流が始まってから150年目にあたります。このメモリアルイヤーを記念して、日仏両国の外務省、大使館などが定める日仏交流150周年記念イベントが各地で開催されます。アート関連のイベントも多く、パリ日本文化会館を中心に興味深い展覧会が目白押しです。日仏フィグー社も日仏両国のアーティストの皆様とのコラボレーションによって、日仏交流150周年記念公式イベントの一端を担わせていただきます。10月1日からの2週間、日本とフランス両国のアーティスト達のエスプリをパリ市民に感じていただける展覧会を、パリ5区のL'HARMATTANにて開催いたします。この秋に開催予定の日仏交流150周年記念公式イベント「 EXPOSITION D'ART - COULEURS DE FRANCE ET DU JAPON A PARIS 」の詳細は当コーナーにて追ってお知らせいたします。今年は是非、各地の日仏交流150周年公式記念イベントにご注目下さい。※下の参考画像は過去の日仏アート関連のイベントの様子です。※下の日仏交流150周年公式ロゴマークの転載は一切禁じられております。(掲載日2008.01.25

            

まもなく開幕。グルノーブルの現代アートフェアー「ARTenimGRENOBLE 2008」。

2008年2月1日からの4日間(プロフェッショナル・ヴェルニサージュ並びに招待者内覧会は前日の1月31日に開催)、今年3年目を迎えるフランス・アルプス圏唯一の大型現代アートフェアー「ARTenimGRENOBLE」がフランスでも広く知られる国際見本市会場のひとつALPEXPOにて開催されます。日仏フィグー社のギャラリー部門も少数精鋭の日本人アーティスト作品を展覧するブースを出展予定です。根強い人気を誇るグルノーブルアンティークフェアーとの併催によって多くの来場者が見込まれるこのフェアーの模様は、フェアー終了後に当コーナーにて追って紹介させて頂きます。開催スケジュールは以下の通りですので、ご興味がおありになる方は是非ご来場下さい。尚、前売り券はフナックのプレイガイドなどフランス全土でオンラインでも購入可能です。
●会場:フランス・グルノーブル国際見本市会場:ALPEXPO
●会期:2008年2月1日〜2月4日、10:00〜19:00(初日のみ23:00まで夜間延長)、入場有料
※2008年1月31日は特別招待者のみ入場可能なVERNISSAGE        
(掲載日2008.01.23)

※2005年以前の記事は削除させていただきました。
※現在の最新情報は、こちらをクリックしてください。

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